安全の集い

　今日は富坂警察署から交通安全の講話をいただきました。全学年ホールに集まってご挨拶。「みんな元気に幼稚園に来てくれて嬉しい。それは交通マナーをお互い守ることに支えられている」というような話をして、具体的な交通ルールの話に移りました。
　今回は「ガチャピンとムックが、宝探しをしながら交通安全を学んでいく」というもので、ストーリーについても入っている要素にしても、なかなかお見事…！途中で「ガチャピンの手のブツブツは何が入っているの？」という変化球もあって、交通ルールを学ぶだけでなく、楽しむ事ができました。

　そんな画面を見ながら警察官の方と話していると、「今は学年とか対象によって、ずいぶん細かく作り分けている感じです。主人公となる子どもの年齢もそうですし、”危険”をどのように見せるか、いろんな工夫がされています」とのこと。子どもを飽きさせない・怖がりすぎないように…など、様々な要素があって、あのストーリーと演出になっているのだろうと思いました。そのご苦労、お察しいたします。

　さて、その後年長さんは横断歩道を渡る練習です。例年ですと千川通りまで歩いて横断歩道を渡ってくるのですが、今回へ園庭にミニチュアを持ち込んでいますから、けっこう本格的な練習装置でした。そして、付随的に「１人ずつ体験」することができました。現場に出向くと、どうしても集団行動となり、「自分の目で見て判断する」程度が下がると思いますが、これは貴重な経験になったな、と思います。長じては自然に気をつけられるようになるのでしょうが、最初は意識敵に、やや緊張も伴いますね。

　今までの園長経験の中でも、子どもの交通事故に遭遇したことはあります。あの時の思い、あの時の保護者さんの表情を忘れず、交通安全をきちんと伝えていきたいと、思いを新たにしました。