お楽しみ会

　行事の多かった２学期の終わり間近になり、「お楽しみ会」を開きました。大人だったら「忘年会」というところですが、ただただお楽しみの会。もちろんその中には「ゲームのルールを聞き、一緒に楽しむ」とか「食べるときのマナーを守ろうとする」などの、学びや成長の要素を見いだすことはできます。けれどこの日は素朴に楽しむ。そんな幼稚園の中の非日常で良いのだろうと思います。
　それぞれの学年でゲームを行ったりするのですが、私が見たところ、年少組は運動会の「ひよこ運び」、年中組は「新聞紙で風船を運ぶ」、年長組は「先生のエプロンで何かする（子ども達が着ていたのは分かったのですが、ゲームの詳細は不明です）」でした。その後はケーキ！幼稚園で出すのは１年間でこの日だけ。園長、形が崩れないように慎重に運びました。

　それにしても…甘い物というのは、昔から殆どの子が喜ぶものですね。何でも人類史レベルで遺伝子に組み込まれているそうです。けれど生活習慣の問題にも繋がったり虫歯の元でもあったり、悩ましい物でもあります。もちろんスマホとの付き合いとか、テレビとの付き合いとか、友達付き合いとか、「塩梅を考えなければならない」ことは次から次へと出て来ます。もちろん年齢によって変化もしていくでしょう。それに粘り強く付き合うことは、わたしたち大人の責務だと思うのです。