今朝、何気なくお味噌汁にいれる「わかめ」の袋を見ました。「三陸真崎」と書いてあります。裏を見ると、「田老町漁業協働組合」が製造者でした。今回の津波で被害にあい、また先日ご縁あって支援物資を届けて頂いた場所です。　私は東京生まれで親戚も東北にはいませんが、だからと言って「遠いどこかの出来事」ではないということを、ふいに感じました。このわかめを袋詰めした人たちも、出荷した人たちも、採ってきた方達も、きっと今とても苦労をされているのだろうと思います。地震以来、自分の体のどこかが傷ついたような、そんな感覚をかかえて日々を過ごしています。そして、幼稚園の子ども達には、ぜひ広い「つながり感覚」、きっと昔から言う「ご縁」を大切にできる人に育って欲しいと思います。